こんにちは咲矢です。
今回はプログラミング学習環境について考察したいと思います。
Web開発のプログラミング学習をするにはMacがいいと言われていますが、
実際どうなのでしょう。
初学者にとってOS環境は、学習効率に影響します。
・やっぱりMacがいいの?
・Mac以外のOS環境で学習する方法はあるの?
などの疑問があると思います。
そんな疑問を解決するために、
今回はWebアプリ開発を学習する上でのOS(パソコン)選びについて解説していきたいと思います。
■ Macがいいって本当?
Web開発といえばMacみたいなイメージですが、実際のところどうなのか。
ぼくのRailsやDockerなどの学習経験から結論を言うと、
可能であればMacを選んだほうが良い
ということになりました。
理由としては2つあります。
・Homebrewを使える
という点です。
それぞれ解説していきます。
①多くの解説記事がMac前提である
Web開発を学習するときには、わからないことがあればとりあえずインターネットで調べると思います。
開発ツールのインストール手順などを技術ブログを参考にすることも多いでしょう。
しかし、記事の多くはMac環境を前提とした内容となっています。

「curlコマンド」とかWindowsでは使えない。。
なんてこともしょっちゅうです。
こうなるとWindows環境でのやり方を、改めて調べなおさないとなりません。
かなりのストレスですし、環境構築がうまく行かなくて挫折する原因にもなります。
しかし、Macならそんな悩みもありません。
②Homebrewを使える
Macには、Homebrewというパッケージ管理システムがあることも大きなメリットです。
各種のソフトウェアの導入と削除、そしてソフトウェア同士やライブラリとの依存関係を管理するシステムである。
つまり、ひらたく言うと、
Homebrewを使うと、開発に必要なツールやライブラリのインストールを簡単にできるよ。
ということです。
学習を進め、実際にWebアプリを作ってみる段階になると、必要なツール類も出てくるでしょう。
そんな時にツールのインストール方法を調べると、
Homebrewを使った解説ばかり。
Windows環境だと再度調べ直しですね。
Macならコマンド一発でインストールできるので悩みません。
以上のことから、学習段階で必要以上につまづかないためにも、できればMacをおすすめします。
■ Macがない場合はどうすればいいの?
Macを使わずにWindows10で開発をするのであれば、
WSL2の導入をおすすめします。
これはWindows10に仮想環境を構築してLinuxを動かすというものです。
MacとLinuxでは共通で使えるコマンドが多いです。
つまり、WindowsのPCでも、Mac環境での解説を参考にできるのです。
(WSL2上でツール類を導入しても、Windowsローカル環境を汚さないのも人によってはメリットに感じるかもですね。)
動作には「Windows 10, version 2004 以上」の環境が必要ですが、
普通にWindows10を使っている方なら問題ないでしょう。
とはいえ、学習初期段階であれば、Windowsローカル環境に必要なものをインストールして開発することも十分にできます。
なので、いきなり無理をしてWSL2の導入をしなくても良いと思います。
いっぺんに、あれもこれもやろうとすると混乱することもあります。
学習を進めていくうちにWindows10環境では行き詰まりを感じたら、開発環境をWSL2に移行しましょう。
■ まとめ
Web開発を学ぶときの環境は、
もしMacかWindows10を選べるのであれば
Macをおすすめします。
もし、Windows10しか使えない状況なのであれば、
とりあえずWindows10ローカルで学習を進めて、
必要になったらWSL2を導入してLinux上で開発してみましょう。
プログラミング学習は、焦らずにその時点で自分に必要なことを学んで、一歩ずつ前進するしかありません。
環境構築という最初の一歩で挫折しそうになっている方の助けになれば幸いです。
ではでは~。
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