【OpenSea】Chocofactoryの使い方【Polygon】

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今回はChocofactoryを使って、NFTを独自コントラクトでMintする方法を紹介したいと思います。

Chocofactoryを使うと簡単に画像や動画などの作品をNFTにすることができます。

ChocofactoryではイーサリアムやPolygonなどのチェーンを利用することができます。

本記事ではPolygonネットワークを例にChocofactoryによる作品のMintから、Mintした作品をOpenSeaで表示するまでの方法を解説していきます。

■独自コントラクトを使う理由

独自コントラクトでMintするということは、自分自身の名義で作品をリリースすると言えます。

OpenSeaなどのプラットフォームを利用して作品を公開すると、実はブロックチェーン上ではプラットフォームの名義になっているんですね。

作品を販売したり転送する上ではあまり問題ないでしょう。

しかし、場合によってはプラットフォームの影響を大きく受けてしまうことがあります。

2022年1月27日に、OpenSeaが出品制限すると発表して話題になりました。

この発表は翌日に撤回されましたが、今後もプラットフォームの仕様変更による影響を受ける可能性はゼロではありません。

クリエイターとしては、安定して自由に作品をリリースしていきたいでしょう。

その解決策としてChocofactoryがあります。

独自コントラクトを利用することによってプラットフォームのルールに縛られずに作品を扱えるわけです。

 

■事前準備

Chocofactoryを利用するには仮想通貨とそのウォレットが必要になります。

準備手順は以下のとおりです。

①国内取引所で口座を開設してビットコインを購入する
②メタマスクをインストールする
③メタマスクにPolygonネットワークを設定する
④メタマスクにMaticを送金する

 

これらの作業がまだの方は過去記事で解説していますので参考にしてみてください。

仮想通貨の購入はコインチェックで口座開設:
【ビットコイン】仮想通貨取引の始め方【コインチェック】
メタマスクをインストールする方法:
【4ステップ】メタマスクのインストール方法【MetaMask
メタマスクにMaticを送金する:
【Polygon】ガス代用のMaticを手に入れる

■Chocofactoryにメタマスクを接続する

Chocofactoryにアクセスします。

ページが表示されたら右上の「Connect」ボタンを押します。

MetaMaskを選択して「署名」ボタンを押します。

■コントラクトを作成する

メタマスクの接続ができたのでコントラクトを作成します。

まず、トップページにある「Mypage」ボタンを押します。

NFT Contracts」が表示されるので右にある「New」を押します。

するとコントラクトの設定を行う画面に移動します。


以下のように設定します。

Network:Polygon
Name:”コントラクト名(コレクション名)”
Symbol:”トークンのシンボル名”

 

設定を入力したら「Save」を押します。

画面が遷移するので「Deploy」を押します(要ガス代)。

これであなたの独自コントラクトの完成です。

■作品をMintする

コントラクトができたのでそこにNFTMintしましょう。

次の画面上のNFTsの下にある「New」を押します。

NFT情報を入力する画面に移動するので次のように入力します

Token ID:デフォルトのままでOK
Name:NFTの名前を入力
Description:NFTの説明を入力
Image:NFTにしたい画像をアップロード
Animation URL:NFTにしたい動画ををアップロード
Attributes:そのままでOK

入力したら「Save」を押します。

すると、NFT一覧の画面に戻ります。

そこに「Save」したNFTの情報が表示されているはずです。

左にあるチェックボックスをオンにして「Mint」を押します(要ガス代)。

おめでとうございます!これで独自コントラクトのNFTができました。

 

■OpenSeaで表示する

最後に独自コントラクトをOpenSeaに反映させてみましょう。

作成したNFTはOpenSeaで表示したり販売することもできます。

まず、Chocofactoryで作成したコントラクトのアドレスをコピーしてください。

OpenSeaにログインした状態で、コントラクトの入力フォームページにアクセスします。
(このページはMy Collectionsページから行くこともできます)

Networkに「Polygon」を選択しましょう。

コントラクトアドレスには、さきほどコピーしたアドレスをペーストしてください。

Submit」をクリックします。

OpenSeaのProfile画面を確認してみましょう。

自分が所有するNFTとして表示されています。

販売することもできます。

■まとめ

長い道のり、ここまでお疲れ様でした。

今回は例としてPolygonネットワークを例にしましたが、イーサリアムネットワークでも同じようなことができます。

本格的にNFTクリエイターとして活動されるのでしたら選択肢に入れるのもありかもしれません(ガス代は高額ですが)。

ぼくは初め「独自コントラクト」と聞いて、プログラミングでコードを書いてデプロイするのかと思いました。

なので、みなさんすごいハードルの高いことをやっているなぁと勝手に思っていました。

ところが調べてみると「Chocofactory」というツールを見つけました。

触ってみると思った以上に簡単にできたので、紹介させていただきました。

独自コントラクトに挑戦してみたい方は参考にしてみてください。

それではみなさん、良いNFTライフを!

でわでわ~。

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